IJ ツールセット ヘルプ
オフラインで IJCAD プラグインを利用する
IJCAD プラグインを1操作でインストールすることができるプラグイン「プラグインマネージャー」はオンライン環境でのみ利用できるアプリケーションです。
そのため、オフラインで利用したい場合はプラグインを個別にインストールする必要があります。
このヘルプでは、オフラインの環境でプラグインを IJCAD に直接インストールする方法についてご紹介いたします。
オンラインの環境でプラグインマネージャーから DARE Plug-in を利用する場合は下記のページをご参照ください。
・プラグインマネージャー ヘルプ
インストーラーを用意する
DARE Plug-in をオフラインの環境で IJCAD にインストールするには、まずはオンラインのマシンで下記のインストーラーを準備します。
- B-rite Runtime
- プラグインのインストーラー
上記は全て、DARE Store からインストールが可能です。
必要なインストーラーを用意したら、ローカルネットワークやUSB、DVD などを利用してオフラインのマシンへ移動します。
B-rite Runtime をインストールする
まず、B-rite Runtime をインストールします。
インストーラーを解凍する
B-rite Runtime のインストーラー「BriteRuntimeInstaller-X.X.X.zip」を解凍します。
※ X にはバージョン数が入ります
セットアップを行う
解凍後のフォルダ内にある「britesetup.bat」をダブルクリックします。
インストールが完了していることを確認する
インストールが完了すると、デスクトップに B-rite Runtime のアイコンが作成されます。
B-rite Runtime をダブルクリックして、コンソールが起動すれば正常にインストールが完了しています。
プラグインをインストールする
続いて、プラグインのインストールを行います。
ここでは例として、「ラスタ画像読み込み」プラグインをご紹介します。
その他のプラグインもインストールの流れは共通です。
インストーラーを解凍する
プラグインのインストーラーを解凍します。
ラスタ変換読み込みの場合は、「R2VImport-X.X.X.zip」というファイルです。
※ X にはバージョン数が入ります
セットアップを行う
解凍後のフォルダ内にある「setup.bat」をダブルクリックします。
インストールする IJCAD を選択する
セットアップの前に、プラグインをインストールする IJCAD を選択します。
このダイアログには、現在マシンにインストールされている LT を除く全ての IJCAD シリーズが表示されます。
※ IJCAD LT はカスタマイズに対応していないため、プラグインのインストールはできません。
インストールを完了する
セットアップウィザードに沿ってプラグインのインストールを行います。
完了ダイアログが表示されると、インストールが完了しています。
プラグインのアイコンをリボンに表示する
プラグインをインストールしただけでは、プラグインアイコンがリボンに表示されません。
ここでは、プラグインのアイコンをリボンに表示する方法についてご紹介します。
※ コマンド名を直接入力すればプラグインを利用することが可能です。
CUIX ファイルを安全な場所に移動する
IJCAD にプラグインのアイコンを表示するには、CUI をロードする必要があります。
セットアップを行ったときのフォルダを開き、「app」フォルダを開きます。
その中にある「プラグイン名.cuix」ファイルを、ドキュメントフォルダなどの安全な場所に移動します。
CUILOAD コマンドを起動する
IJCAD を開き「CUILOAD」コマンドを実行します。
「カスタム設定をロード/ロード解除」ダイアログが表示されます。
「参照」をクリックして、カスタムファイル選択ダイアログを表示します。
CUI をロードする
先ほどドキュメントフォルダに移動した「プラグイン名.cuix」ファイルを選択します。
続けて、「ロード」ボタンをクリックし、IJCAD に CUI をロードします。
プラグインのアイコンがリボンに表示される
CUI をロードすると、プラグインのアイコンがリボンに表示されました。
アイコンをクリックすると、コマンドを実行することが可能です。
続いて、オフライン環境でのライセンス認証については DARE help - DARE Store - 購入情報 - アクティベーション をご覧ください。